リーマンショックと別の動きを見せるコロナショック

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの菊池です。
5月25日付で緊急事態宣言が解除され、
日本はこれから経済を動かしていくというところですね。

学校の休校も解除され、プロ野球も6月19日に開幕が決まりました。
とはいっても、首相も再度「宣言」を出す可能性があることを示唆しながらでしたので、
「第二波」を起こさないように気にしながらという形にはなりそうです。

さて、私はリーマンショックの少し前からこの仕事をしておりますが、
市場の動きをみていて非常に不思議に感じることがあります。

それは「為替」です。
今回のコロナウイルスでは為替の動きがほとんど見られないことです。

いつもなら「不景気=為替は円高に進む」という図式でしたが、
今回は為替はほとんど動かず、株に至っては底を打った感じもあります。

↓ここからは私の推測です。

リーマンショックと比較されることが多いコロナショックですが、
その実は発端の違いから大きな違いが出ているのではと思っています。

金融不安(不信)から始まったのがリーマンショックでしたので、
為替や株は長きにわたって低迷しました。
一方、コロナショックは実体経済への不安が発端となっております。

このそもそもの原因が大きな違いになってるのではないでしょうか?

株価の動きを夫婦に例えると
リーマンショックは「浮気された」ようなもので、
浮気された後は何をしても人として信用を回復までは時間がかかるけど、
コロナショックは「パートナーが大けが」をしてしまったようなもので、
それによって仕事が出来なくなったことはしょうがなく、
気を付けて欲しいけど、人としての信頼はしている状態。

…という、例えたのに分かりづらいものしか思いつきませんが…(- -;)

ただし、今まで書いてきた推測も為替次第です。
為替が大きく円高になると、
株は再び下がりいわゆる「二番底」になる可能性があります。