【対象拡大】家賃が最長9か月免除!
コロナウイルスにより、賃貸物件にお住まいで家賃が払えないという方に朗報です。
従来は離職して、ハローワークでの登録が済んでからしかできなかった
「住居確保給付金」の条件が緩和されました!!
この制度は何ぞや?と思っている方も多いと思います。
これは、離職(個人事業主は廃業)した後に条件をクリアすると
各自治体が原則3カ月(最長9カ月)分の家賃を家主に支払ってくれて
その返済の必要もないという素晴らしい制度です。
もともと素晴らしい制度ですが、
今回の改定で、臨機応変、柔軟に対応できることとなり、
めちゃくちゃ進化しました!
その1つが就労状態の緩和です。
こちらは失業者向けの制度でしたが、
令和2年4月20日からは、仕事に就いたままでも受給できるようになりました!!
(やむを得ない休業などで収入が減り、離職や廃業には至っていないが、
同程度の状況にある人、という表現)
これは、休業要請のためお店が開けられない店舗が増えたことや
イベント中止の広がったためです。
迅速かつ、柔軟な対応!
厚生労働省が適用範囲を拡充してくれました!とってもいい仕事です!
(令和2年4月1日からは年齢条件(従来は65歳未満)も撤廃されています。)
さらに、今までは「ちゃんと仕事探してるよね?」という意味もあり、
失業後にハローワークに登録し、求職活動を続けていることも条件でしたが、
今回の見直しでその縛りも撤廃。
もちろん、正社員だけが対象ではございません!
非正規雇用者も対象です!
下記は一例です。
- 子供の学校が休校することにより勤務できなくなった方
- 雇止めによって働けなくなった派遣社員、
- 勤務日数が減った派遣社員、
- 派遣会社に登録している(派遣先が決まらない)方
- 受注が減ったフリーランスの人
- 2年以内に離職し、アルバイトで生計を立てている方
新型コロナウイルスの影響で仕事を失ったり、
収入が大幅に減ったりしたことなどで、
家賃の支払いに困っている人は、相談窓口に相談して、
受けられる支援があるかを確認するのがよいだろう。
●他の要件
<収入要件>
世帯収入合計が、
市町村民税均等割が非課税となる収入額の12分の1+家賃額が超えないこと
ー東京都23区の目安ー
単身:13.8万円/月 2人世帯:19.4万円 /月 3人世帯:24.1万円 /月
(※収入には失業給付金も含む)
<資産要件>
100万円未満で下記を超えないこと
単身:50.4万円 2人世帯:78万円 3人世帯:100万円
<世帯主要件>
上記の収入になる「前まで」世帯を支えていたかどうか
●支給額(東京23区)
単身:5.37万円 2人世帯:6.4万円 3人世帯:6.98万円
●期間
原則3か月(求職活動を誠実に行っている場合最長9か月まで)
詳細は厚生労働省のHPにてご確認くださいませ